3月24日の日本株

3月24日の日本株は、寄り付き高く始まったものの、その後は売り物に押され、日経平均株価の終値は先週末比68円57銭安の37608円49銭でした。
TOPIXも下落、東証グロース市場250指数も小幅に下落しました。

値上がり銘柄1673に対し値下がり銘柄2397と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は44、昨年来安値更新銘柄は4でした。

ADA指数は36.5％となり、先週末の37.8％から少し低下しました。基本あまりポジションを増やさないようにしており、保有株のトレンドも変化ないので、小さな動きにとどまっています。

引き続き上昇トレンドの個別銘柄保有

個別銘柄をみると、25日移動平均線超えの銘柄が全体の3分の2ほどを占めており、マーケット全体でみれば悪くありません。

ただ、日経平均株価が再び移動平均線割れで頭打ちとなるなど、日経平均株価が本格的に上昇トレンドにならないと、個別株も全面高にはなりにくいため、引き続き現時点で上昇トレンドの銘柄を保有しているのであればそれを保有し続け、新規投資についてはできるだけ安いところを買うようにし、高値掴みによる損失を避けたいものです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。