3月13日の日本株

3月13日の日本株は、寄り付き高く始まったものの、その後はじり安の展開でマイナス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比29円06銭安の36790円03銭でした。
TOPIXは小幅高、東証グロース市場250指数は小幅に下落しました。

値上がり銘柄2068に対し値下がり銘柄1874とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は21、昨年来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は20.9％となり、前日の13.0％から上昇しました。25日移動平均線を上回った銘柄への新規買いなどを行ったことによります。底打ちの可能性も考え、強い銘柄については買いを入れることとしました。

安値更新銘柄がほぼゼロに

個別銘柄をみると、25日移動平均線超え銘柄と25日移動平均線割れ銘柄がほぼ拮抗していて、その数自体も12日からほとんど変化がありません。引き続き、両者が拮抗していて、銘柄により強弱がまちまちという状況です。

一方、13日は昨年来安値更新銘柄が１しかなく、少なくとも個別銘柄が売り込まれて安値更新が続くという状況ではありません。こうした状況においては、過度に悲観的になるのではなく、しっかりと個々の銘柄のトレンドを確認し、上昇トレンドであれば保有を継続することが、利益を目指すためには重要となります。

短期的な底打ちの可能性も見えてきたので、個人的にも無理のない程度に少しポジションは増やしていく予定です。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。