戻り一杯を見極める場面ー2019年1月11日の日本株と今週の投資戦略

<1月11日の日本株>
3連休を控えた1月11日の日本株は、終日プラス圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比195円90銭高の20359円70銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2081に対し値下がり銘柄1573とやや値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は3、昨年来安値更新銘柄は12でした。

ADA指数は3.8%となり、前日の5.0%から少し低下しました。保有株のうち弱い動きのものを売却したり、少量ですが新規空売りを実行したりしました。

 

<上へのトレンドが出ない>
個別銘柄をみると、まだ大部分が25日移動平均線を超えることができていません。また、25日移動平均線を超えた銘柄であっても、株価がそこから上へ伸びなかったり、すぐに25日移動平均線を再度割り込んでしまったり、という銘柄が非常に多いです。

大幅下落後のリバウンドにより、多少は株価が戻してはいるものの、25日移動平均線を超えて力強い上昇トレンドに移行できている銘柄はほとんどなく、単に下げ相場の中の一服に過ぎないというのが現時点での観測です。

私自身も、25日移動平均線を超えた銘柄を新規買いしたりしていますが、そこから株価が伸びずにすぐ失速してしまうので、結局は損切りとなってしまいます。

何も売買しないと、現状の日本株の動きに変化が生じた時に気づくことができないので、上昇トレンドに転じた可能性のある銘柄の買いはおこなっていますが、ADA指数をみていただくとわかるようにポジションは最小限にとどめ、損失が生じても少額で済むようにしています。

日本株は、外国人投資家が腰を据えて買ってこないと大きく上昇しません。もし、外国人投資家の買いが積極的に入っているのであれば、個別銘柄ももっと力強い上昇となります。
そうした変化が感じられれば強気に転じることにはなるでしょうが、今のところそうした動きはありません。ですから、大きく張らずに明確なチャンスを待つが正解だと思います。
個人的には、株価の戻り一杯を確認できたら、また空売りのポジションを構築するつもりです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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