3月12日の日本株

3月12日の日本株は、前日終値近辺で小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比25円98銭高の36819円09銭でした。
TOPIXは1％近い上昇、東証グロース市場250指数も1％超の上昇となりました。

値上がり銘柄2754に対し値下がり銘柄1222と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は18、昨年来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は13.0％となり、前日の13.2％からほぼ変わらずでした。多少の売買があった程度で、ポジションの大きな変更はありませんでした。

TOPIXや東証グロース市場250指数が強い動きに

個別銘柄をみると、25日移動平均線を新たに超えた銘柄が結構生じていて、日経平均株価が横ばいだった割にはかなり強い動きとなっています。

指数で見ても、日経平均株価が最も弱い動きで、TOPIXは明らかに日経平均株価より強く、東証グロース市場250指数も力強い反発となっています。

日経平均株価が下げ止まり、TOPIXや東証グロース市場250指数が日経平均株価より強い動きが継続すれば、個別銘柄の多くも上昇トレンドが継続することが期待できます。

まだ日経平均株価の動きは予断を許しませんが、上昇トレンドの個別銘柄まで弱気になる必要はないと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。