2月7日の日本株
2月7日の日本株は、寄り付きから下げて始まり終日軟調な展開となりました。日経平均株価の終値は前日比279円51銭安の38787円02銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1973に対し値下がり銘柄2030と拮抗、昨年来高値更新銘柄は45、昨年来安値更新銘柄は19でした。
ADA指数は46.8%となり、前日の48.8%から少し低下しました。多少保有株の入れ替えをした程度です。現状のマーケット環境からは、これ以上のポジション増加はあまりしたくないと感じます。
引き続き強い銘柄に乗る
個別銘柄をみると、引き続き高安まちまちですが、上昇トレンドの銘柄の方が多く、特にグロース市場の銘柄にそれが顕著となっています。
東証グロース市場250指数が日経平均株価やTOPIXよりも堅調に推移していることからもそれが感じ取れますが、グロース銘柄は数年間ずっと弱い動きが続いているというものも多く、いったん底打ちして上昇に転じたらかなり大きな値幅が取れると感じています(2020年後半の動きを参照してください)。
プライム市場銘柄も、上昇トレンドの銘柄の方が多いですが、決算発表シーズンが佳境を迎えますので、あまり決算直前に新規買いをしない方がよいでしょう。業績が良くても期待より低ければ株価は大きく下がることもありますので。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。