日銀利上げの影響は限定的ー2025年1月24日の日本株と今週の投資戦略

1月24日の日本株

1月24日の日本株は、前場日経平均株価が40000円を突破したものの、日銀金融政策決定会合にて0.5%への利上げが決定された後はやや下落に転じ、終値は前日比26円89銭安の39931円98銭でした。
TOPIXも小幅下落となりましたが、東証グロース市場250指数は大幅高となりました。

値上がり銘柄2688に対し値下がり銘柄1288と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は18、昨年来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は35.0%となり、前日の31.0%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや空売りの買戻しを行ったことによるものです。純粋な空売りはだいぶ減少しています。

グロース指数の上昇に注目

個別銘柄をみると、プライム銘柄も移動平均線超えを果たすものが増加していて、全体で見ても25日移動平均線超え銘柄がかなり増えてきました。また、日銀金融政策決定会合で0.5%への利上げが決まった後も、弱含みではありますが売り込まれることもなく、影響は限定的と感じました。

個人的には、東証グロース市場250指数の急上昇に注目しています。グロース指数は何年もの間低迷していて、さすがにそろそろ上がるのでは?という水準に達していると思います。

無論、いつ上昇するかは分からないので、移動平均線を超えた直後のタイミングでとりあえず乗っかっておき、そこからの株価上昇を期待する、というスタンスを取りたいと思っています。

高値からだいぶ下がった個別株も一緒ですが、反発初期のタイミングに乗ることができれば、もしそれが底打ちであれば大きな利益を期待できますから、検討してみてください。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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