1月22日の日本株

1月22日の日本株は、寄り付きから大きく上昇して始まり、その後も上値を伸ばす展開となりました。日経平均株価の終値は前日比618円27銭高の39646円25銭でした。
TOPIXも大幅高となりましたが、東証グロース市場250指数は小幅高にとどまっています。

値上がり銘柄2555に対し値下がり銘柄1410と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は23、昨年来安値更新銘柄は4でした。

ADA指数は22.8％となり、前日の17.5％から上昇しました。株価上昇に伴い空売りの買戻しや、新規買いを行ったことなどによるものです。

ソフトバンクグループや半導体株が高い

個別銘柄をみると、高値更新となる銘柄はそれほど多くないものの、巨額投資を発表したソフトバンクグループ（9984）が大幅高になったり、半導体株も高いものが目立ちました。

一方、日経平均株価がここまで大幅高になっても、値下がり銘柄が3分の1以上あるのは相変わらずで、やはり日経平均株価が大きく上昇するときは全面高にならず、グロース銘柄は相対的に弱い動き、という状況が続いています。

日経平均株価は大幅高したとはいえまだボックス相場圏内ですので、ここから勢いよく上方向へ突き抜けることができるかに注目していきたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。