12月27日の日本株
受渡日ベースで実質新年度入りとなった12月27日の日本株は、寄り付きから上昇して始まり、その後も時間の経過とともに上げ幅を広げ、日経平均株価は5か月ぶりに終値で40000円を突破し、前日比713円10銭高の40281円16銭で引けました。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。
値上がり銘柄3309に対し値下がり銘柄847と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は58、年初来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は57.4%となり、前日の53.5%から上昇しました。上昇トレンド入り銘柄の新規買いや、空売り銘柄の買戻しを行ったことなどによるものです。
ついに横ばい相場から離脱か
個別銘柄をみると、サンリオ(8136)、川崎重工業(7012)が前日に引き続き、高値更新となるなど、年初来高値更新銘柄が増えました。また、25日移動平均線超え銘柄が一気に400銘柄増加しており、特に東証プライム市場銘柄は7割方が25日移動平均線を超えています。
日経平均株価は9月以降横ばいで、日経平均株価40000円の壁に跳ね返されていましたが、ついに終値ベースで40000円台を回復し、横ばいから上抜けた形となっています。
形上は、これで横ばい相場から上昇相場に転じたことになりますが、マーケット環境が弱いと、高値を更新して横ばいから上昇相場にならずに頭打ちになって株価が下がってしまうことにになるので、今からの新規買いはだいぶリスクが高いです。
横ばい相場からの上抜けを確認するより前に、すでに上昇トレンドの銘柄を買って保有しておき、今日のような大幅高となったときには相当数の株を保有できているという状態が理想です。
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