アメリカ株大幅安の影響を注視ー2020年10月28日の日本株

<今日の日本株>
10月28日の日本株は、朝から安く始まり、その後も前日割れの水準となりましたが大きく売り込まれることもなく、日経平均株価の終値は前日比67円29銭安の23418円51銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1178に対し値下がり銘柄2593と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は28、年初来安値更新銘柄は20でした。

ADA指数は16.3%となり、前日の6.4%から上昇しました。一旦売却した銘柄のうち、再度25日移動平均線を超えてきたものを買い直したことが主な理由です。

 

<強いものから上昇トレンドへ復帰する>
個別銘柄をみると、ウエストホールディングス(1407)、JTOWER(4485)など、先週中盤からのマザーズ指数急落の際もほとんど株価が下がらなかった銘柄が、早速高値更新となっています。
また、エムスリー(2413)、MonotaRO(3064)など、25日移動平均線を一旦割り込んだもののすぐ回復する銘柄もあります。
一方、急落した後戻りが鈍い銘柄も数多くあります。

また、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄は再び動きが悪くなり、自動車株など大きく値下がりするものも目立ちました。こうした下降トレンド銘柄については空売りを行っています。

急落後に反発して戻すとしても、銘柄によりかなり温度差があります。やはり、強い銘柄ほど急落後の反発や上昇トレンドへの復帰が早いので、一旦売った銘柄であっても株価チャートはしっかりとウォッチし、買い直しのタイミングを逸しないようにすべきです。

昨晩のアメリカ株が大幅安になっていますが、アメリカ大統領選という不確実なイベントの前に株価が下がっていた方が、イベントによる株価の波乱が少なくなってよいと思います。
あとは、本日の日本株がどのくらい影響を受けるかを注視しています。マザーズ指数や中小型成長株が耐性をみせてくれると、今後に期待が持てると思っています。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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