12月3日の日本株
12月3日の日本株は、寄り付きから上昇して始まり、その後も上値を伸ばす展開となり、日経平均株価の終値は前日比735円84銭高の39248円86銭でした。
TOPIXも大幅上昇、東証グロース市場250指数も上昇しました。
値上がり銘柄2689に対し値下がり銘柄1308と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は68、年初来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は44.4％となり、前日の32.5％から大きく上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや、ヘッジ空売りをしていた保有株のヘッジ買戻しなどを行ったことによります。
ボックスにとどまるか、上抜けるか
個別銘柄をみると、三井住友フィナンシャルグループ（8316）、みずほフィナンシャルグループ（8411）、サンリオ（8136）などが高値更新となるなど、年初来高値更新銘柄が増加してきました。一方で年初来安値更新銘柄は減少し、状況は良くなりつつあります。
日経平均株価も明確に25日移動平均線を超えてきましたが、チャートを見る限りは今だボックス相場の中にあり、過去は25日移動平均線を超えた後しばらく上昇するも、40000円近辺で頭打ちになり下げに転じる、という動きが繰り返されているため、今回も全く予断を許しません。
個人的には、ここからの新規買いは損失となるリスクも高まっていると思いますので、すでに現時点である程度の買いポジションを構築していることが理想で、もしここからまとまった資金を新規に投下するかどうかは、リスクも踏まえて慎重に判断すべきと考えます。
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