日経平均大幅下落だが個別銘柄は値上がりも多いー2024年11月18日の日本株

11月18日の日本株

11月18日の日本株は、寄り付きから大きく下落して始まり、その後も軟調な展開となりました。日経平均株価の終値は先週末比422円06銭安の38220円85銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。

値上がり銘柄1845に対し値下がり銘柄2166とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は28、年初来安値更新銘柄は47でした。

ADA指数は35.7%となり、先週末の34.4%から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買い、空売り銘柄の買戻しをしたことなどによるものです。

そこまで悪くもないが良くもない

個別銘柄をみると、商船三井(9104)などが高値更新となる一方、年初来安値更新銘柄もじわじわ増えており、年初来高値更新銘柄を上回っている状況です。

年初来安値更新銘柄が年初来高値更新銘柄を恒常的に上回り、かつ年初来安値更新銘柄の数自体が日々増加するようであれば、かなりの警戒が必要ですが、現状はそこまでひどくはなく、強い銘柄と弱い銘柄の二極化が進行している状況です。

そのため、弱い銘柄を持たず、強い銘柄のみを保有していれば、大きく損失を被ることは今のところありませんが、一方で利益を伸ばせるかといえばそれも厳しい状況です。

上昇トレンド銘柄を保有してさらなる上昇に期待しつつ、下降トレンドに転じたら速やかに売却する、というくらいしかできないのが現状です。無理をして勝負に行く場面ではないのは確かでしょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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