日経平均株価一時40000円突破も伸び悩みー2024年10月15日の日本株

10月15日の日本株

10月15日の日本株は、寄り付き大きく上昇して日経平均株価は40000円を突破したものの、後場は売り物に押される展開となり、終値は先週末比304円75銭高の39910円55銭でした。
TOPIXも上昇、東証グロース市場250指数は小幅高にとどまりました。

値上がり銘柄2547に対し値下がり銘柄1488と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は49.2%となり、先週末の37.0%から上昇しました。半導体関連銘柄が軒並み上昇したことによりそれらを新規買いしたことなどによります。ただ、半導体関連銘柄の買いは失敗に終わりそうです。

ボラティリティの高い展開が続くか

個別銘柄をみると、リクルートホールディングス(6098)、IHI(7013)、ZOZO(3092)、三井倉庫ホールディングス(9302)などが高値更新となるなど、強い銘柄もそれなりにありますが、全体で見れば引き続きまちまちの動きです。

また、オランダの半導体製造装置大手ASMLが2025年度の売上高予想を引き下げたことをきっかけにSOX指数が5%の急落となったことなどを受け、日経平均先物は15日の日経平均株価終値より1000円値下がりしています。

買ったらすぐ急落、売ったらすぐ急騰、というように、ボラティリティが高いと株価の変動に振り回されてしまいますので、株価が高く始まるときにはあまり手を出さず、買うなら朝から株価が安いときにし、かつ損切り価格も設定する形として、大きな損失を回避しつつできるだけ高値掴みを防ぐ、という形で対応する必要があると感じます。引き続き、ボラティリティが高い展開が続きそうです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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