10月9日の日本株
10月9日の日本株は、寄り付き大きく始まった後は伸び悩み、日経平均株価の終値は前日比340円42銭高の39277円96銭でした。
TOPIXも上昇しましたが上昇率は日経平均株価に及びませんでした。東証グロース市場250指数も上昇しました。
値上がり銘柄2071に対し値下がり銘柄1902とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は64、年初来安値更新銘柄は4でした。
ADA指数は43.6%となり、前日の43.1%とほぼ変わらずでした。新規購入銘柄があった一方、売却した保有株もあり、トータルでのポジションがほぼ変わらず、という状況です。
引き続き強い銘柄につく
個別銘柄をみると、リクルートホールディングス(6098)、ZOZO(3092)、タカラトミー(7867)、バリューHR(6078)、富士通(6701)、三井倉庫ホールディングス(9302)などが高値更新となり、強い銘柄は上昇が継続しています。
弱い銘柄も、売り込まれるということはないものの、ほとんど上がらないという状況となっていますので、やはり上昇トレンドの強い銘柄についていかないと利益を上げるのはなかなか難しいと思います。
月末の衆議院議員選挙に向けて、株価上昇も期待できるところですが、先行きを決めつけず、引き続き上昇していればそれに乗り、下落したら下りる、という視点で、マーケットの流れに逆らわないようにしたいものです。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。