10月4日の日本株
週末10月4日の日本株は、前日終値を挟んだ動きとなり、日経平均株価の終値は前日比83円56銭高の38635円62銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は下落しました。
値上がり銘柄2385に対し値下がり銘柄1576と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は40、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は52.1％となり、前日の43.2％から上昇しました。半導体関連株など、もみあいから上昇の兆しを見せているものを新規買いしたことなどによるものです。
予想以上に強かった米雇用統計
個別銘柄をみると、ヒビノ（2469）、バリューHR（6078）が高値を更新するなど、強い銘柄も目立ちましたが、悪材料が出た海運株が軒並み急落しました。
全体をみても、半分強の銘柄が25日移動平均線を超えている状況で、強い銘柄と弱い銘柄が混在しています。ただ、概して小型成長株に弱いものが目立つ感じがしています。
さて、週末に発表されたアメリカ雇用統計が市場予想よりかなり強かったことを受け、アメリカ株高、円安が進み、日経平均先物も39560円と、日経平均株価の金曜終値から1000円近く値を上げています。
週明けも高く始まるでしょうが、この動きが持続して、40000円回復をうかがう動きになるのかどうか、注目したいと思います。また、円安が進んでいるのと、アメリカの景気がかなり強そうだということで、8月5日の急落後、あまり上昇していなかった輸出関連銘柄や半導体関連銘柄などに資金が回るかどうかに注目しています。
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