10月1日の日本株
10月1日の日本株は、寄り付きから大きく上昇して始まり、その後も上値を伸ばす展開となりました。日経平均株価の終値は前日比732円42銭高の38651円97銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3067に対し値下がり銘柄989と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は34、年初来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は53.2%となり、前日の48.0%から上昇しました。新規買いのほか、ヘッジ空売りをしている保有株の空売りを外したことなどによるものです。
「石破ショック」は織り込んだか
個別銘柄をみると、日本電気(6701)、富士通(6702)、三菱重工業(7011)、IHI(7013)、GENDA(9166)などが高値更新となり、「石破ショック」での急落の直後ながら、強い銘柄はそれなりにある感触です。
全体で見ても、先週末から月曜日にかけて25日移動平均線割れ銘柄が800銘柄もありましたが、火曜日は400銘柄が25日移動平均線を回復しています。
ひとまず「石破ショック」は短期的には織り込んだ形となっていますが、昨晩はイランのイスラエルへの攻撃のニュースにより日経平均先物が一時38000円を割り込むなど、落ち着かない動きとなっています。
個人的には、先物ベースでの先週金曜日の安値を割り込んだ場合は、石破ショックや他の要因による株価下落を織り込めていないと判断し、守りを固めた方がよいのではないかと感じます。無論その場合でも、上昇トレンドの強い個別銘柄は保有したままでよいと思いますが、ポジションそのものはある程度縮小することになるでしょう。
無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」
~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~
株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!
株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。
イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。
↓ぜひコチラから登録してください。↓
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。