円高進行で弱含み続くかー2024年9月13日の日本株と今週の投資戦略

9月13日の日本株

週末かつメジャーSQだった9月13日の日本株は、寄り付き後下げに転じ、その後も終日軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比251円51銭安の36581円76銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。

値上がり銘柄1383に対し値下がり銘柄2603と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は16、年初来安値更新銘柄は8でした。

ADA指数は15.4%となり、前日の11.3%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の買いや、ヘッジ空売りの買戻しなどを行いましたが、あまり積極的には動いていません。

円高で小型成長株が買われる展開を期待

個別銘柄をみると、IHI(7013)、タカラトミー(7867)などが高値更新となりましたが、全体で見れば25日移動平均線割れ銘柄が再びじわじわと増加しており、東証プライム市場では3分の2近くの銘柄が25日移動平均線割れとなっています。

円高が進行しているため、東証プライム市場の輸出関連銘柄を中心に株価が軟調になっています。一方、小型成長株の多くは事業が国内のみのため、円高によるデメリットはありませんから、これらに買いの手が回ってくることを期待しています。

もうすぐアメリカのFOMCが行われます。利下げ幅が0.25%か0.5%か、マーケット参加者の予想も2つに割れていますが、個人的には0.25%が妥当であり、もし0.5%の利下げとなったら、0.5%も下げないといけない状態にアメリカ経済が陥っているととられますから、景気不安から大きく株価が売られるのではないかと思っています。

いずれにせよ、将来を決め打ちするのはよくないので、FOMC後のアメリカ株の動向に注目したいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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