9月9日の日本株
9月9日の日本株は、寄り付き大きく下げて始まり、日経平均株価は1000円超の下落となりましたが、その後は下げ幅を急速に縮める展開となりました。日経平均株価の終値は先週末比175円72銭安の36215円75銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄1408に対し値下がり銘柄2696と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は17、年初来安値更新銘柄は35でした。
ADA指数は13.8%となり、先週末の17.4%から低下しました。株価下落に伴い、移動平均線割れ銘柄を売却したことなどによるものです。
慌てず淡々とルール通りに
個別銘柄をみると、朝方日経平均株価が急落した割にはあまり下がらなかった銘柄が多かった印象です。移動平均線割れの水準で保有株に逆指値の売り注文を入れておき、株価急落に備えましたが、逆指値に引っ掛かったのは少数でした。
逆に、寄り付き安くなった後大きく切り返し、大陽線のチャート形状となったものが多く、9日だけでみればかなり強い動きでした。
ただ、日経平均株価は25日移動平均線を明確に割り込んでいますし、個別銘柄も半数は25日移動平均線割れとなっています。25日移動平均線超えの上昇トレンド銘柄については保有継続し、ここから反発した場合にある程度の利益を確保できるようにしつつ、ここから日経平均株価が下落した場合、下降トレンドに転じた保有株は速やかに売却して損失拡大を防ぐようにすべきと感じます。
日々の株価の動きに振り回されることなく、株価のトレンドに沿って、慌てず淡々とルール通り行動していくことが重要と思います。
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