上抜けか、押し目形成かー2024年8月21日の日本株

8月21日の日本株

8月21日の日本株は、寄り付き大きく下落して始まったものの、その後は下げ幅を縮める展開となりました。日経平均株価の終値は前日比111円12銭安の37951円80銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しましたが、下げ幅は限定的でした。

値上がり銘柄1395に対して値下がり銘柄2613と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は33、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は18.5%となり、前日の18.2%からほぼ横ばいでした。上昇トレンド銘柄を一部新規買いした一方、下落した銘柄の売却もありました。

個別銘柄が25日移動平均線を明確に超えるか

個別銘柄をみると、ヒビノ(2469)など高値更新となる銘柄も散見されますが、銀行株、商社株のように、25日移動平均線で頭打ちになってやや下がっているものが多く見受けられます。
また、日経平均株価もそうですが、25日移動平均線を超えてはいるものの、25日移動平均線そのものが右肩下がりになっている個別銘柄も多く、まだ不安定な状態です。

25日移動平均線を超える際は、下から一気に超えることもありますし、25日移動平均線近辺まで戻ってから一度下げ、再度移動平均線を超えるということもあります。
もし後者の動きとなれば、買い候補となっている銘柄の株価の動きをしっかりとウォッチしておく必要があります。それが大変であれば、逆指値の買い注文をあらかじめ入れておき、移動平均線超えとなったら買えるようにしておくのも一法です。

日経平均株価も、個別銘柄も、上下どちらに動くか分からない状況なので、あまり決め打ちせず、動いた方向につきたいと思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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