アメリカ株が強すぎるー2019年2月15日の日本株と今週の投資戦略

<2月15日の日本株>
週末2月15日の日本株は終日弱い動きとなり、日経平均株価の終値は前日比239円08銭安の20900円63銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1282に対して値下がり銘柄2395と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は5、昨年来安値更新銘柄は32でした。

ADA指数はマイナス4.2%となり、前日のプラス8.5%から大きく低下、再びのマイナスとなりました。25日移動平均線を割り込んでいる銘柄につき、空売りのポジションを積み増したことなどによります。

 

<空売りは時期尚早か?>
個別銘柄をみると、デジタルアーツ(2326)、SBSホールディングス(2384)など、強い銘柄は高値更新が続いていますが、他の銘柄への広がりはあまり感じられません。

決算発表のシーズンが終わりましたが、やはり銘柄により決算発表後の動きもまちまちであり、上昇トレンドの銘柄と下降トレンドの銘柄が混在している状況です。

そんな中、私自身は「さすがに日本株の反発もそろそろ終わるだろう」と、多少見切り発車気味に、空売りのポジションを増やしましたが、週末のあきれるほどのアメリカ株の強さをみると、空売りを強めるのはは時期尚早で、損切りして出直し、ということになりそうです。

日本株は、全体でみればアメリカ株の強さに引きずられて、ツレ高となっているような形ですが、個別銘柄ベースでは全くバラバラの動きです。

基本は強い銘柄を買い、弱い銘柄を空売りするというロング・ショート戦略を引き続き実行し、かつあまりポジションを膨らませないようにして当面は過ごしていくつもりです。今は勝負する時期ではないと思っていますから、仮にここから株価が大きく上昇したとしても気にしないようにしますし、恩恵が受けられる程度の買いポジションを保持していくつもりです。ADA指数はマイナスですが、買いと空売りをネットした結果であり、買いポジションは今でもそれなり(投資可能資金の25%ほど)には持っています。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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