8月8日の日本株
8月8日の日本株は、寄り付き後大きく下落したものの、その後は切り返してプラス圏となりましたが再び売りに押され、日経平均株価の終値は前日比258円47銭安の34831円15銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は上昇しました。
値上がり銘柄1971に対し値下がり銘柄2151とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は6、年初来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数はマイナス7.1%となり、前日のマイナス10.7%からマイナスが縮小しました。引き続き積極的な買いは控えており、ヘッジ空売りの買戻しを行った程度です。
押し目買い狙いが安全か
個別銘柄をみると、サンリオ(8136)が高値更新、また大きく売り込まれていたレーザーテック(6920)が好決算でストップ高となるなど、徐々にマーケットも落ち着きを取り戻して上値志向になりつつあるように感じます。
ただ、メガバンクや商社などは全般弱かったですし、8月8日の日経平均株価の日中の値幅も1000円を超えており、ボラティリティが高い状況には変わりありません。9日朝の日経平均先物も35700円と、8日の日経平均株価の終値から900円ほど高い水準であり、これだけ窓を開けてしまうとなかなか買いづらいというのが正直なところです。
1987年のブラックマンデーの下落のときも、いったん反発してから再度売り直されましたが、ボラティリティが高い中、高値を買い上がるのは個人的にはちょっと怖い気がします。買った後日経平均株価で2000円くらいの下げとなれば、軒並み損切りになってしまいそうですし、窓を開けて急落した場合、損失も大きくなってしまうからです。
保有株の多くはヘッジ空売りをつけていますが、25日移動平均線超えとなったものは空売りを外す作業は、日経平均株価の動向にかかわらず行うものの、新規買いについては、押し目買いを心掛けたいと思っています。
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