8月2日の日本株
8月2日の日本株は、日経平均株価が寄り付きからあっという間に下げ幅を1500円超まで広げ、その後も下げ止まらず、終値は前日比2216円63銭安の35909円70銭と、2000円超の急落となりました。
TOPIX、東証グロース市場250指数も5%をはるかに超える急落でした。
値上がり銘柄139に対し値下がり銘柄4165と、めったに見ないほどの全面安となりました。年初来高値更新銘柄は3、年初来安値更新銘柄は373でした。
ADA指数はマイナス30.1%となり、前日のマイナス7.4%から大きく低下、マイナス幅が拡大しました。保有株はほぼ売却し、空売り銘柄がある分マイナスとなっています。
さすがに短期的には下げ止まる水準だが・・・
個別銘柄をみると、プライム市場銘柄の約99%が下落、25日移動平均線を超えているプライム市場銘柄も5%ほどしかなく、ここまで売られるのは2020年春のいわゆる「コロナ・ショック」以来です。
リーマン・ショック級の下落となれば、まだまだ下げ止まりませんが、そこまで行かないのであれば、さすがに短期的には陰の極になり、さらに日経平均先物が金曜日の日経平均株価の終値からさらに1000円下がっていることもあり、月曜日の寄り付き近辺で下げ止まる可能性が高いと思います。
したがって、逆張り志向の投資家で、株価がさらに下がっても売らないというのであれば買い向かうタイミングだと思いますが、順張り志向の投資家なら、さらなる下落のリスクも考慮し、買い向かうなら無理のない範囲で実行する、というのが良いと思います。
少数ながら25日移動平均線を超えていて上昇トレンドとなっている銘柄もありますから、それらの押し目買いを狙う、というののもありだと思います。
ただし、相場に絶対はないので、無理をした勝負は避けるべきです。今回は成功しても、同じようなことを繰り返していればいつかは取り返しのつかない損失となってしまうからです。
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