7月29日の日本株
7月29日の日本株は、先週末のアメリカ株大幅高の流れを受け、寄り付きから大きく上昇し、日経平均株価は一時1000円を超す上昇となりました。
終値は先週末比801円22銭高の38468円63銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3472に対し値下がり銘柄647と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は5.9%となり、先週末のマイナス9.7%から上昇して再びプラス圏となりました。株価反発によりヘッジ売りの解消や、新規買いを行ったことなどによるものです。
ここからの動きが重要
個別銘柄をみると、タカラトミー(7867)など高値更新となるものもわずかながらあり、大きな下落後の反発初日で高値を付けているものはかなり強いと言ってよいでしょう。
一方、半導体関連株の多くは小幅上昇にとどまり、日経平均株価が大きく上昇したにもかかわらずかなり弱い動きに感じます。
29日の上昇は、これまでの下落スピードが速かったことによるテクニカルリバウンド的な一面もあり、1日の反発のみで、目先の底打ちをしたかどうかを判断するのはやや早計と感じます。
個人的には、これまで日本株マーケットをけん引していた半導体関連株が明らかに変調をきたしていることに危惧しています。当然ながら、日経平均株価や日本株マーケット全体にも影響を及ぼすでしょうから、やはり保有株が値下がりして下降トレンドになったときは、一旦外して様子をみるのが無難と思います。そうしないと、後々塩漬け株に苦しむことになりそうです。
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