7月10日の日本株
7月10日の日本株は、寄り付き安く始まったもののその後は上昇に転じ、引けにかけ上げ幅を広げる展開となりました。
日経平均株価の終値は前日比251円82銭高の41831円99銭となり連日の史上最高値更新となりました。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は下落しました。
値上がり銘柄1554に対し値下がり銘柄2430と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は65、年初来安値更新銘柄は29でした。
ADA指数は55.5%となり、前日の58.5%から少し低下しました。株価下落銘柄を売却したことなどによります。株価がかなり急ピッチで上昇しているので、ここからの新規のポジション積み増しには慎重になっています。
下降トレンド転換銘柄が増加
個別銘柄をみると、デクセリアルズ(4980)、リクルートホールディングス(6098)などが高値更新となっているなど、強い銘柄は値を伸ばしてはいるものの、年初来高値更新銘柄は65にすぎません。年初来安値更新銘柄も29生じており、実態としては二極化相場、全体としてやや下落傾向にあると感じます。
事実、25日移動平均線割れの銘柄が7月10日には約200銘柄も増加しており、日経平均株価だけが異様に強く、個別銘柄は逆に売られているものが多いという状況です。
もし日経平均株価が調整局面の際に、足元で売られていた銘柄が堅調であればよいのですが、そうならなかった場合、日経平均株価が天井を付けた後の下落が大きくなる恐れもあるため、どこまで下落したら保有株を売却するのかはあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。
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