7月1日の日本株
7月1日の日本株は、寄り付き大きく上昇して日経平均株価は40000円をうかがう展開となったものの、その後急速に売り物に押され、小幅高で終えました。終値は先週末比47円98銭高の39631円06銭でした。
TOPIXは上昇して直近高値更新となりましたが、東証グロース市場250指数は大きく下落しました。
値上がり銘柄1959に対し値下がり銘柄2072とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は120、年初来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は64.4%となり、先週末の62.4%から少し上昇しました。ヘッジ空売りの買戻しなどがあったのと、多少の新規買い、銘柄入れ替えを行いました。
引き続きTOPIX優位の展開か
個別銘柄をみると、イワキ(6237)、IHI(7013)、オリックス(8591)が高値更新、またメガバンク3社も揃って連日の高値更新となりました。
日経平均株価は3月の高値までまだ距離がありますが、TOPIXは連日直近高値を更新していて、TOPIX優位の展開が続いています。メガバンクの強さを見る限り、引き続きTOPIXが優位の展開が続きそうです。
また為替レートが1ドル=161円台となり、円安が止まりません。その一方で円安になっても日経平均株価が伸び悩んでいる状況なのは気になるところです。
とはいえ、TOPIXが直近高値を超えているのに弱気になるのもおかしな話なので、上昇トレンド銘柄は保有継続してさらなる上昇を期待したいと思います。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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