6月19日の日本株
6月19日の日本株は、朝から上昇してスタートしたものの、後場に入ると上げ幅を縮め、一時マイナス圏となる場面もありました。日経平均株価の終値は前日比88円65銭高の38570円76銭でした。
TOPIXは上昇しましたが東証グロース市場250指数は下落しました。
値上がり銘柄2357に対し値下がり銘柄1653と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は108、年初来安値更新銘柄は31でした。
ADA指数は43.6%となり、前日の33.6%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや、ヘッジ空売りの買戻しなどを行いました。
高値掴みに注意しつつ拾う
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)など高値更新銘柄も散見され、どちらかといえば強い銘柄の方が多い状況です。ただ、東証プライム銘柄中心に株価が下げ続けているものも多く、株価が下がっているにもかかわらず安易に持ち続けることによる塩漬け株の発生には十分に注意が必要です。
グロース市場も頭打ち気味になっていて、買うタイミングを誤ると簡単に損をしてしまう状況です。やはり朝から大きく上げて始まるようなときは、安易に買ってしまうと高値掴みになってしまいかねませんので、その点注意しつつ、丁寧な買いを心掛けたいところです。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。