6月4日の日本株
6月4日の日本株は、寄り付きから下落して始まり、後場戻すもののマイナス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比85円57銭安の38837円46銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は2%超の大幅高となりました。
値上がり銘柄2199に対し値下がり銘柄1808とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は94、年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は49.0%となり、前日の52.4%からやや低下しました。グロース株を新規買いした一方、移動平均線割れ銘柄の売却等を行ったことによるものです。
二極化相場の逆流が生じるか?
個別銘柄をみると、デクセリアルズ(4980)、リクルートホールディングス(6098)などが高値更新となりました。そして最も目を引いたのが、東証グロース市場の上場銘柄のうち、25日移動平均線を超えた銘柄がかなり多く生じたということです。東証グロース市場250指数の大幅高も相まって、二極化相場の逆流が生じるかも注目したいと思います。
円高およびアメリカ10年物国債の利回り低下がグロース株(成長株)に追い風になるかもしれず、ここまで低迷していたグロース株の上昇の初動には積極的に乗っていきたいと思っています。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。