5月31日の日本株

5月31日の日本株は、後場に入り大きく上昇し、日経平均株価の終値は前日比433円77銭高の38487円90銭でした。
TOPIX、東証グロース市場２５０指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3414に対し値下がり銘柄682と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は107、年初来安値更新銘柄は17でした。

ADA指数は48.2％となり、前日の35.1％から上昇しました。株価が移動平均線を超えた銘柄が多数出現しており、それらの一部を
新規買いしたことなどによるものです。

弱かった銘柄にも買いが入った感触

個別銘柄をみると、りそなホールディングス（8308）、千葉銀行（8331）など高値更新となるものが散見される一方、年初来安値更新銘柄は激減し、これまでの二極化相場から、弱かった銘柄にも買いが入った感触でした。

もともと本ブログでも東証グロース市場の銘柄は業績に比してかなり安くなっていて、株価が上がりだしたら買ってみたい、と申し上げてきましたが、実際にそのような動きになった銘柄については買ってみました。

無論、この上昇が月末のドレッシング買いに過ぎないかもしれませんし、またすぐに二極化相場に戻るかもしれません。そのため、もともと上昇トレンドが続いている銘柄はしっかりと保有を継続しつつ、上がり始めの銘柄についても買っていきたいと思っています。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。