日経平均株価下落ー2024年5月22日の日本株

5月22日の日本株

5月22日の日本株は、寄り付き下げて始まり、その後もじり安の展開となり、日経平均株価の終値は前日比329円83銭安の38617円10銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。

値上がり銘柄1235に対し値下がり銘柄2785と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は58、年初来安値更新銘柄は104でした。

ADA指数は51.6%となり、前日の66.8%から低下しました。株価下落に伴い、移動平均線割れの銘柄を売却したことなどによるものです。

実態は下げ相場に近いか

個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄より年初来安値更新銘柄の方が多くなっていることからしても、弱い値動きのものが多いです。

無論、現時点でも半数近くの銘柄が25日移動平均線を超えているのですが、私が日々ウォッチしている銘柄だけでみると(成長株が多い)、7割以上の銘柄が25日移動平均線を割り込んで、下落を続けている印象です。とにかく、日経平均株価の動きとはほどとおく、年初来安値を更新している東証グロース市場250指数にかなり動きが近いです。

日本時間の朝方、エヌビディアの決算発表があり、かなりの好決算だったことから日本株、アメリカ株とも上昇が期待されていますが、その上げが一過性で終わるようなことになると、好材料でも株価が反応しなくなった、という状況になりますから、その後の下げに警戒する必要があります。

引き続き、上昇トレンド銘柄のみ保有し、移動平均線を割り込むなど売却ルールに抵触したら売ることを徹底し、ここから大きな下げが来たとしても大ケガをしないように準備しておくことをお勧めします。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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