5月2日の日本株
5月2日の日本株は、寄り付き大きく下げて始まった後は切り返して下げ幅を縮小しました。日経平均株価の終値は前日比37円98銭安の38236円07銭でした。
TOPIXはわずかに下落、東証グロース市場250指数も小幅下落でした。
値上がり銘柄1803に対し値下がり銘柄2135とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は39でした。
ADA指数は52.3%となり、前日の52.1%からほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替えをしましたが、基本的には上昇トレンド銘柄の継続保有を続けています。
結局は株価のトレンドについていくのが無難
個別銘柄をみると、双日(2768)、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)などの大手商社が軒並み高値更新、またDMG森精機(6141)やミマキエンジニアリング(6638)も高値更新となりました。
一方、25日移動平均線を割り込んでいる銘柄が6割ほどあり、二極化相場が継続しています。引き続き強い銘柄を保有して弱い銘柄は保有しないようにする必要があります。
さて、為替レートの乱高下により日経平均株価も大きく動いていますが、このようなとき、例えば「為替は再び円安基調に戻るから日本株は上がるに違いない!」とか、「アメリカの利下げ観測も前倒しされたし為替は円高基調に変化するだろうから株は売っておこう」といったような、将来を予想して決めつけた行動を取るのは得策ではありません。
その予想が外れた場合、利益を得る機会を失ったり、大きな損失につながるからです。
したがって、予想するのではなく、株価のトレンドについていくのが最も安全です。株価のトレンドとは、全ての市場参加者の行動の結果形成されるものですから、一評論家の予想よりはるかに信頼性が高いです。
連休中にアメリカの利下げ観測が高まり、アメリカ株が上昇、また為替レートも再び円安方向に向かっていることもあり日経平均先物は38900円まで上昇しています。
将来を決めつけず、株価の動いた方向と同じ方向に動くようにしましょう。また、今後の株価下落リスクを感じるのであれば、ポジションを膨らませないようにしてリスク調整をするのがよいでしょう。
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