4月9日の日本株

4月9日の日本株は、寄り付きから上昇し、後場に入り一段高となりました。日経平均株価の終値は前日比426円09銭高の39773円13銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄2852に対し値下がり銘柄1172と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は114、年初来安値更新銘柄は26でした。

ADA指数は58.7％となり、前日の37.3％から大幅に上昇しました。株価上昇に伴いいったん売却した銘柄の買い直しや新規買いを行いました。

個別銘柄に大きな資金流入か

個別銘柄をみると、日本電気（6701）、FPG（7148）、三井物産（8031）、住友商事（8053）、DMG森精機（6141）、サンフロンティア不動産（8934）などが高値更新となりました。

それ以外にも、かなり値動きが強い銘柄が目立ち、個別銘柄に大きな資金が流入したような感触があります。

日経平均株価は25日移動平均線まで戻ってきましたが、正直ここから上へ行くか下へ行くかは分かりません。ただ、移動平均線を超えて推移している強い個別銘柄については、日経平均株価が多少さがっても上昇トレンドを維持する可能性も高いと思っているので、安易に売らずにしっかりと利益を伸ばしていきたいと思います。

方向性が乏しく難解な相場つきになりつつありますが、上昇トレンドの強い銘柄を中心にしっかり買い持ちをしていきたいものです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。