3月26日の日本株
3月26日の日本株は、前日終値を挟んだもみ合いとなり、日経平均株価の終値は前日比16円09銭安の40398円03銭でした。
TOPIXは小幅に上昇、東証グロース市場250指数は下落しました。
値上がり銘柄2002に対し値下がり銘柄2046と拮抗、昨年来高値更新銘柄は95、昨年来安値更新銘柄は7でした。
ADA指数は70.7%となり、前日の66.1%から上昇しました。一部新規買いをした銘柄があったことが主な理由です。引き続き強気姿勢は継続しています。
細かく動かないのが吉
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)、デクセリアルズ(4980)、富士電機(6504)、INFORICH(9338)など高値更新となる銘柄も散見されましたが、ひところに比べると高値更新銘柄は減少しています。
それでも、移動平均線を下回って下落する銘柄もそれほど多くはなく、強い銘柄は引き続き上昇トレンドを維持しています。
今のように長期間上昇を続ける相場では、日々のちょっとした動きに反応して売買してしまうと、買い直せなくなったりするので結局は利益を減らしてしまいがちです。少なくとも25日移動平均線ベースでトレンドを判断し、トレンドが変化しない限りは持ち続けて利益を伸ばす、そんな時期だと思います。
無論、いつ下落に転じてもおかしくないのも確かですので、銘柄ごとにどこまで下がったら売却するのかはあらかじめ決めておきましょう。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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