2月6日の日本株
2月6日の日本株は、寄り付き後から下げ、後場戻る局面もあったものの引けにかけて再び売り直され、日経平均株価の終値は前日比193円50銭安の36160円66銭でした。
TOPIXも下落しましたが、東証グロース市場250指数は小幅にプラスとなりました。
値上がり銘柄1364に対し値下がり銘柄2658と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は90、昨年来安値更新銘柄は13でした。
ADA指数は51.6%となり、前日の62.1%から大きく低下しました。保有株に移動平均線割れのものが結構あったため、それらを売却したことなどによるものです。
強い株の継続保有と押し目買い
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)、兼松(8020)など高値更新する銘柄もあり、決して全面的に弱いというわけではありません。強い銘柄が循環物色されてお休みと上昇を繰り返している一方、弱い銘柄はじり安になっていて25日移動平均線割れに至るものも日々増加しています。
全面高にはなかなかならなそうですので、強い株を継続保有しつつ、買えていなかった上昇トレンド銘柄の押し目買いをしたり、決算発表の内容が悪くなかったのに急落したような銘柄を損切り価格を決めたうえで買い向かうのも一法です。
日経平均株価は日足ベースで5日移動平均線を挟んだ横ばいの動きとなり、なかなかやりにくい状況ではありますが、ここから再び上方向に進んでいくことを期待しています。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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