1月30日の日本株

1月30日の日本株は、寄り付き高く始まった後は伸び悩み、日経平均株価の終値は前日比38円92銭高の36065円86銭でした。
TOPIXは小幅安、東証グロース市場250指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄1705に対し値下がり銘柄2299とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は94、昨年来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は68.9％となり、前日の66.2％から少し上昇しました。新規に上昇トレンド銘柄を買ったことによります。これ以上のポジション増加はしないように気を付けています。

弱気転換の兆しは今のところないが

個別銘柄をみると、三菱重工業（7011）、TOWA（6315）、日本マイクロニクス（6871）など高値更新となる銘柄も目立ちました。また、全体で見ても75％ほどの銘柄が25日移動平均線を超えています。

ただ、30日は特にプライム市場銘柄で25日移動平均線割れとなる銘柄が目立っており、弱い銘柄についてはできるだけ早期の売却を進め、強い銘柄だけを残すようにしたいものです。

なお、日経平均株価は5日移動平均線近辺での推移となっていますが、弱気転換の兆しは今のところはありません。無論、いつ株価が急変して下げ相場に転換するかは分かりませんので、ここまで下がったら売る、というルールはいまのうちから作っておくことをお勧めします。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。