買われる銘柄が日々変わる展開ー2023年12月1日の日本株と今週の投資戦略

12月1日の日本株

12月1日の日本株は、前日終値を挟んだもみ合いとなり、日経平均株価の終値は前日比55円38銭高の33431円51銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は大きく下落しました。

値上がり銘柄1502に対し値下がり銘柄2035とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は104、年初来安値更新銘柄は18でした。

ADA指数は47.9%となり、前日の39.8%から上昇しました。新たに上昇トレンドとなった銘柄の買いを実行しました。

高値で飛びつかない

個別銘柄をみると、TOWA(6315)、荏原製作所(6361)などが高値更新となっています。一方、東証グロース市場250指数が大幅安となっているように小型成長株には大きく売られるものも目立ち、なかなか明確なトレンドを伴った上昇にはなってくれません。

日替わり、週替わりのように上昇する銘柄が入れ替わっているような感触ですし、横ばいに近い動きの銘柄も多いので、例えば朝から大幅高で始まりそうな日には買わない、できるだけ押し目を待って買う、というように、高値で飛びつかず、安く買うことを心掛けた方が、余計な損失を防ぐことができると思っています。

日経平均株価も横ばいの動きになってしまっていますので、早く明確な方向感を出してもらいたいと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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