11月17日の日本株

11月17日の日本株は、寄り付き安く始まったもののその後は切り返してプラスに転じ、日経平均株価の終値は前日比160円79銭高の33585円20銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅な上昇にとどまっています。

値上がり銘柄2823に対し値下がり銘柄1208と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は65、年初来安値更新銘柄は30でした。

ADADA指数は43.5％となり、前日の38.0％から上昇しました。空売りの買い戻しに加え、移動平均線超えの銘柄を新規に買ったりしました。上方向へベットする形のポジションを構築しつつあります。

日経平均株価が6月高値を超えるか

個別銘柄をみると、伊藤忠商事（8001）、日鉄ソリューションズ（2327）、TOWA（6315）、日本マイクロニクス（6871）、INFORICH（9338）など高値更新となる銘柄も目立ってきました。

また、全体を通してみても、25日移動平均線超えとなる銘柄が日々増えてきており、状況は悪くありません。ただ、日経平均株価の上昇に比べて弱い個別銘柄も多く、上昇トレンドの銘柄をしっかりと見つけて投資することが求められます。

日経平均株価が6月高値を超えて上昇した場合、そこから株価が大きく伸びる可能性があります。私は、日経平均先物が6月高値を超えたら買い増しをしようと今のところ考えています。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。