10月27日の日本株
10月27日の日本株は、寄り付きから高く始まり、その後も上値を伸ばす展開となり、日経平均株価の終値は前日比389円91銭高の30991円69銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄3343に対し値下がり銘柄687と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は42、年初来安値更新銘柄は20でした。
ADA指数はマイナス25.8%となり、前日のマイナス33.4%からマイナス幅が縮小しました。純粋な空売り銘柄や、空売りにてヘッジをしていた銘柄のいくつかに、移動平均線超えの動きがみられたため空売りの買い戻しを行ったことなどによります。
指数は弱含みだが個別銘柄はどうなるか
個別銘柄をみると、特徴的な動きとして、27日に25日移動平均線を超えた銘柄が400超に達するなど、個別銘柄の多くに底打ちの兆しが感じられます。
一方、週末のアメリカ株の下落により日経平均先物は30600円まで値下がりしており、週明けも日経平均株価は安く始まりそうです。
そうなると、日経平均株価は10月4日の安値の攻防となりそうである一方、個別銘柄がそこまで弱くならないのであれば、少なくとも25日移動平均線を超えてくる銘柄については新規買いの検討をすべき局面となるかもしれません。
むろん、日経平均株価が底割れし、個別銘柄もつれ安すれば守り優勢にせざるを得ませんが、日経平均株価が底割れせずに踏ん張り、個別銘柄も底堅い動きを見せれば、それなりの反発はあるかもしれません。
いずれにせよ、現時点で、週明け以降の動きがどうなるかは分かりませんから、どちらに動いても対応できるようにしておきたいと思います。私は、下方向に行けば引き続き空売り優勢とし、上方向に行った場合は空売りを減らし、買いをある程度増やそうと思っています。
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