10月23日の日本株
10月23日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、その後も終日軟調な動きとなりました。
日経平均株価の終値は先週末比259円81銭安の30999円55銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は3%超の大幅安となりました。
値上がり銘柄769に対し値下がり銘柄3298と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は19、年初来安値更新銘柄は118でした。
ADA指数はマイナス29.2%となり、先週末のマイナス24.8%からマイナス幅が拡大しました。買い持ちしていた強かった銘柄もクあ売れたため売却した一方、空売りはそのまま残っているためマイナスが大きくなっています。
先回りしようとしない
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄が100を超えており、また25日移動平均線を超えている銘柄も全体の15%ほどしかありません。
さらには、マザーズ指数の底割れからわかるように、小型成長株は壊滅的な状況になりつつあります。どう考えても現状は買いで勝負できるような状況にはありません。
このような状況で、「そろそろ下げ止まる」といった、自身の感覚を頼りにして、反発前に先回りして買おうとすることは非常に危険です。
もし下げ止まらずにさらに大きく下がってしまったら、たちまち多額の含み損を抱えた塩漬け株ができあがって身動きが取れなくなってしまいます。
実際、小型成長株を下げ途中で買って持ち続けている人は、その状況に陥っているはずです。
できるだけ安く買おうという思いなのでしょうが、先回りして買おうとは思わないことです。反発して底打ちの可能性が高くなってから買えばよいのです。
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