10月3日の日本株
10月3日の日本株は、寄り付きから大きく下落して始まり、その後も下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比521円94銭安の31237円94銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅に下落しました。
値上がり銘柄415に対し値下がり銘柄3757と明らかな全面安となりました。年初来高値更新銘柄は5、年初来安値更新銘柄は120まで増加してきました。
ADA指数はマイナス27.3%となり、前日のマイナス10.3%から大きくマイナス幅が膨らみました。保有株の売却および新規空売りを行ったことによります。本日の下落で買い持ちはかなり少なくなりました。
下手な手出しは無用
個別銘柄をみると、ここまでも下落基調のものが多かったですが、本日は明確に今までと違う動きとなりました。鉄鋼株、商社株、石油関連株、自動車株など、強かった銘柄群が軒並み大きく下落して大陰線を引いていたり、全面安にはならずに東証プライム銘柄が東証グロース銘柄のどちらかは強いことが常でしたが、本日は全面安となっており、プライム銘柄、グロース銘柄の関係なく一緒に売られました。
これは外国人投資家など大口の資金がマーケットから資金を引き揚げている可能性が高いと思われ、このようなときにおいそれと押し目買いなどをしようものなら、さらなる下げであっという間に塩漬け株が出来上がってしまう恐れがあります。
25日移動平均線割れの銘柄が全体の8割ほどに達している、明確な下げ相場となっています。下げ止まって上昇に転じるまでは、安易な買いは慎んだ方が安全だと思います。
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