日経平均株価大幅上昇ー2023年9月12日の日本株

9月12日の日本株

9月12日の日本株は、寄り付き大きく上昇後、値を消す局面もあったものの引けにかけて再び上昇し、日経平均株価の終値は前日比308円61銭高の32776円37銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇となりました。

値上がり銘柄2710に対し値下がり銘柄1235と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は209、年初来安値更新銘柄は19でした。

ADA指数は33.3%となり、前日の27.9%から上昇しました。保有株の売却もあったものの、空売りの買戻しの方が多く、ロング・ショート戦略は継続していますが空売りのポジションが減少しました。

日々の細かい値動きには一喜一憂しない

個別銘柄をみると、アズーム(3496)、日本電気(6701)、東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)、GSIクレオス(8101)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)など高値更新となる銘柄も目立ち、引き続き強い銘柄は値を伸ばす展開となっています。

また、年初来高値更新銘柄が200超え、東証プライム銘柄を中心に25日移動平均線を超えている銘柄も再び増加に転じ、マーケット環境としては少なくとも下方向には向かっていないといえます。

ただ、東証グロース銘柄は25日移動平均線を割り込む銘柄の方が多く、引き続き東証プライム銘柄に資金が集まっていることが分かります。

さて、12日は結構な上昇となりましたが、あまり日々の細かい値動きに一喜一憂すると、株価に翻弄されて、余計な売買を繰り返すことになります。
私であれば、買う時は25日移動平均線からの乖離率が大きくないときに買い、大きくなってしまっている銘柄は手を出しませんし、保有株を売却する際も、25日移動平均線を割ったらとか、買値まで戻ったらとか、ルールを決めて動くようにしています。

そうしないと、特に日替わりで株価が上がったり下がったりする相場(鯨幕相場)のようなときは、買ったり売ったりで損失が積み重なってしまい、何も動かない方が良かった、ということになります。ですから移動平均線など中長期的なトレンドに従って売買をしていった方が良いのです。

個人的には、ここからどう動くか分からない状況なので、上昇トレンド銘柄を保有して下降トレンドになったら売る、下降トレンド銘柄を空売りして上昇トレンドになったら買い戻す、というルール通りの動きを淡々とすることにします。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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