日経平均株価大幅に続落ー2023年8月3日の日本株

8月3日の日本株

8月3日の日本株は、寄り付きから大きく下がり、その後も下げ幅を広げる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比548円41銭安の32159円28銭でした。
TOPIXも大幅安、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄628に対し値下がり銘柄3422と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は23、年初来安値更新銘柄は81に膨らみました。

ADA指数は39.3%となり、前日の51.7%から低下しました。株価値下がりに伴い、保有株を売却したことによります。ただ、まだ上昇トレンド銘柄も少なくないので、買いポジションはだいぶ残っています。

いつ反発するかなど分からないのだから決めつけない

日経平均株価は本日の下落で明確に25日移動平均線を割り込みました。また、個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄数が年初来高値更新銘柄数を大きく上回り、弱気相場入りの様相を呈しています。

個別銘柄も、昨日(8月2日)は高値更新銘柄も数多くあり、ちょっとした調整程度の下落でしたが、本日(8月3日)は株価が大きく崩れるものが目立ち、チャート形状も大幅に悪化したものが多々ありました。

先ほどSNSにて、直近安値の水準で株価は下げ止まって再び上昇し、高値更新を目指す、といった予想を目にしましたが、株式投資で失敗したくないのなら、絶対にこのような決めつけはしないでください。

確かに予想の通り、直近安値近辺で反発して上昇に転じるかもしれません。でも、もしそうならずに株価の大きな下落に発展したならば、含み損を抱えた大量の塩漬け株を作ることになってしまいます。

個人投資家の多くは、将来の株価がどうなるかというプロの予想を聞きたがりますが、将来を正確に予想することなどプロでも誰でもできない、ということをまずは理解すべきです。
外野がいくら騒ごうとも無視して、自分で決めた客観的、機械的な売買のルールに従って淡々と行動すればよいだけですし、その方が大損をすることを避けることができます。

とにかく、予想は外れると大ケガにつながりますので、どこで下げ止まるかを予想するプロの意見に耳を傾けることはせず、株価が下げ止まったら買えばよいのです。株価が下がっている間は買わなければよいのです。守るべきはたったこれだけのことです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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