7月19日の日本株
7月19日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、その後やや上げ幅を縮めたものの引けにかけて再び上昇して高値引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比402円14銭高の32896円03銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇でした。
値上がり銘柄3242に対し値下がり銘柄765と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は103、年初来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は47.4%となり、前日の39.6%から上昇しました。株価上昇に伴い新規買いや空売りの買戻しを行ったことなどによるものです。
25日移動平均線超え・直近高値超えへ発展するか
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が100を超え、一方の年初来安値更新銘柄がかなり小さくなっていて、明らかに状況は好転しているといえます。業績がピークアウトしているはずの海運株が強く、川崎汽船(9107)が高値更新となっているのが非常に印象的でした。空売りの踏み上げが起きているのだと思いますが、需給を無視してファンダメンタルのみで株式投資をすることの恐ろしさが良く分かります。業績がどうであれ、決してトレンドに逆らってはいけないということを学べる良い教材です。
全体的にも25日移動平均線を回復する個別銘柄が増えていて、あとは日経平均株価が25日移動平均線超えおよび直近高値超えへ発展するかどうかに注目です。
先日のブログにも書きましたが、日経平均株価の25日移動平均線超えを果たす前に、強い個別銘柄はすでに25日移動平均線を超えていますし、高値更新となるものもあります。
ですから、日経平均株価が25日移動平均線を超える前にある程度のポジションは構築しておかないと、上昇がすぐしぼんでしまった場合、買った株のほぼすべてが含み損になり、損切りを余儀なくされてしまいます。
私としては、株は上昇トレンドかつできるだけ安く買うことを心がけていますのと、強い銘柄に乗るべきと思っていますので、日経平均株価が25日移動平均線を超える前にすでに上昇トレンドとなっている銘柄こそ、良いタイミングで買い仕込んでおくべきだと思います。
まずは日経平均株価の明確な25日移動平均線超えが果たされるかをウォッチし、もしそれが達成されたならば6月中旬の高値更新となるかどうかを期待しましょう。
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