多くの銘柄が切り返しー2023年6月28日の日本株

6月28日の日本株

6月28日の日本株は、寄り付きから高く始まり、後場に入ると一段高となりました。日経平均株価の終値は前日比655円66銭高の33193円99銭でした。
TOPIXも大幅高、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄3311に対し値下がり銘柄711と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は162、年初来安値更新銘柄は12でした。

ADA指数は42.8%となり、前日の24.4%から大幅に上昇しました。切り返した銘柄が多数生じたため、それらの買い直しや新規買いを行いました。

切り返すと利食い・損切りの価格が明確に

個別銘柄をみると、オリエンタルランド(4661)、セガサミーホールディングス(6460)など高値更新となる銘柄もいくつかありました。
また、多くの銘柄が切り返して上昇しており、その中には25日移動平均線まで近づいたところで反発したものや、5日移動平均線や25日移動平均線を割ったものの反発して再度超えたものもあり、それらについては私自身も買い直しを行いました。

ひとまず切り返して反発したので、ここからのさらなる上昇に期待したいですが、もし反発力が弱く下がった場合は、今回の下落時の安値を割り込んだら売却、とすればよいと思います。直近安値があるので、それが売却の目印となり、売りやすくなったと思います。

どちらに向かうかは分かりませんので、決めつけることはせず、動いた方向につくことは引き続き気を付けたいものです。下手に予想して逆方向に行ったら目も当てられませんので。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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