5月26日の日本株
5月26日の日本株は、寄り付きから高く始まり、日経平均株価は一時31100円台まで上昇するも、引けにかけややだれ、終値は前日比115円18銭高の30916円31銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は1%超の下落となりました。
値上がり銘柄1246に対し値下がり銘柄2748と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は122、年初来安値更新銘柄は104でした。
ADA指数は11.9%となり、前日の16.6%から低下しました。保有株の売却や、新規空売りを行ったことなどによるものです。日経平均株価は高止まりしていますが、個別銘柄の状況はかなり悪化しているように感じます。
日経平均株価の上昇にはついていくが・・・
個別銘柄をみると、三菱重工業(7011)、丸紅(8002)など高値更新となる銘柄もありますが、何といっても衝撃なのは年初来安値更新銘柄が100を超えているということです。
日経平均株価が33年ぶりの高値更新から未だ高止まりの水準にあるにもかかわらず、個別銘柄に年初来安値更新銘柄が100超えというのはどう考えても異常です。
この実態は、日経平均先物主導で日本株が上昇しているから生じていると思われますが、私たち個人投資家としては、この動きに逆らうことは避けなければなりません。週末の日経平均先物は31500円まで上昇していて、週明けには直近高値の更新の可能性が高く、この動きにはついていきたいです。
一方、週末時点で、25日移動平均線割れの個別銘柄は約6割に上ります。日経平均株価のチャートとは大違いで、日経平均株価が上昇しても逆に下落してしまっている銘柄もかなり多いです。
したがって、25日移動平均線割れ銘柄のような弱い銘柄を買ってもそれらを外国人投資家が買う可能性は今のところ低く、日経平均株価や、上昇トレンドにある個別銘柄など、外国人投資家の手が入っていると思われるものを買うべきと思います。
個人的には、下降トレンド銘柄が日々増加している感触なので、日経平均株価が今後大きく下げる可能性も考慮しつつ、弱い銘柄については空売りを入れて、日本株全体が上がっても下がっても対応できるようにしておくつもりです。
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