日本株大幅続伸ー2018年10月31日の日本株

<今日の日本株>
月末最終日の10月31日の日本株は、朝方から値を上げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比463円17銭高の21920円46銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅に続伸しました。

値上がり銘柄3027に対し値下がり銘柄743と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は9、年初来安値更新銘柄は52でした。

ADA指数はマイナス33.6%となり、前日のマイナス49.0%から大きく上昇しました。空売り銘柄の買い戻しと、25日移動平均線を超えた銘柄の買い直しを行ったためです。

 

<決算発表後の株価の反応に注目>
個別銘柄をみると、ほぼ全ての銘柄が同じように陽線を引いており、かつ5日移動平均線も明確に上回ってきています。
まだ25日移動平均線は超えていない銘柄が大部分ですが、5日移動平均線を上回る銘柄の多さ、そして700を超えていた年初来安値更新銘柄が52まで減少したことをみると、一旦は底打ちしたという感じです。

もちろん、ここから順調に株価が反発するかは分かりませんし、買いについては25日移動平均線超えまで待ちますが、空売りについては買い戻しをするタイミングと感じます。正直、個人的には空売りを買い戻すのが1日遅かったな、と少し悔やんではいます。

もう1つ、私が注目しているのが決算発表後の株価の動きであり、最近は決算内容が冴えない銘柄が下げるのは当然として、非常に良い決算内容でも下げるという、「いったいどうすればいいんだ!」という状況が続いていました。

しかし一昨日、昨日の動きを見る限り、好決算には素直に反応している印象があります。逆に空売りをしているとちょっと危ないな、と感じました。

今年に入って、好業績の成長株の株価がずっと調整気味で推移してきましたが、これが業績と株価が連動する形になれば、利益を得るチャンスも生まれてくるものと期待しております。

引き続き、日経平均株価など株価指数は一旦の底打ちはしたものの、上昇トレンドに転じたわけではありません。強気になるのは早計ですが、個別銘柄については、上昇トレンドに転じたものから順次拾っていきたいと思います。もちろん、ダメだったらすぐ売ればよいだけの話です。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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