行くところまでついていくー2023年5月15日の日本株

5月15日の日本株

5月15日の日本株は、寄り付きから高く始まり、その後も強含みで推移しました。日経平均株価の終値は先週末比238円04銭高の29626円34銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅上昇にとどまりました。

値上がり銘柄2320に対し値下がり銘柄1723とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は358、年初来安値更新銘柄は45でした。

ADA指数は23.7%となり、先週末の26.4%から少し低下しました。決算発表等により値下がりした保有株を売却したことなどによるものです。

どの銘柄に乗るかが悩ましい

個別銘柄をみると、インターネットイニシアティブ(3774)、KeePer技研(6036)、ブティックス(9272)、サンゲツ(8130)など高値更新となるものが目立ちます。

一方、年初来安値更新銘柄も45あり、値下がり銘柄も約4割に達するなど、日経平均株価が上昇しても、上がらないものは上がらないという状況が続いています。特に成長株や景気敏感株の一部にそのような動きが多いように感じます。

さて、日経平均株価はいよいよ30000円、そして30000円超えを目指す展開となっていて、もし2021年9月の高値を超えると、もうひと相場あってもおかしくない状況となります。

しかし今のところは強い銘柄と弱い銘柄が明確に分かれていて、どの銘柄に乗るべきか非常に悩ましいところです。
個人的には、強い銘柄に今から乗るのは高値掴みの危険性があるため結構怖いです。ですからすでに保有している銘柄を大事に育てることに徹します。
そして、まだ買い仕込めていない場合は、あまり上昇していない出遅れ銘柄を狙うのが無難と思います。そもそも現時点から買い仕込むこと自体が遅いので、利益を得るより大きな損失を被らない方を優先すべきです。

もしここから日経平均株価が30000円超え、2021年9月の高値超えという動きになれば、出遅れ銘柄にも資金が回ってくるでしょうから、高値掴みを避けつつ、大相場になったときも乗れる選択肢として、出遅れ銘柄に注目するのも1つです。

循環物色の動きとなり、成長株に資金が回ってくるようだと、出遅れている成長株への投資が報われることになります。もちろんそうならない可能性も大ですので、駄目ならさっさと損切りすることも重要です。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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