5月12日の日本株
5月12日の日本株は、10時前から力強い上昇となり、日経平均株価の終値は前日比261円58銭高の29388円30銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄1933に対し値下がり銘柄2045とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は246、年初来安値更新銘柄は47でした。
ADA指数は26.4%となり、前日の24.4%からやや上昇しました。新規買い、保有株売却、空売り買い戻しなどトータルしてややポジションが増えたという感じです。
日経平均高・NYダウ安をどう評価するか
個別銘柄をみると、オリエンタルランド(4661)、サンゲツ(8130)、ブティックス(9272)など高値更新となる銘柄も目立つ一方、決算発表の内容が冴えないなどで安値更新となる銘柄も結構出ています。
また、日経平均株価が300円近く上昇したにもかかわらず値下がり銘柄の方が多く、マザーズ指数も下落していることから分かる通り、成長株中心に弱いものが目立ちます。大型株の強さが目立ち、まさに日経平均株価は上がるが自分の持ち株は上がらないという状況です。
さて、日経平均株価は昨年8月高値、昨年1月高値を超え、いよいよ30000円突破、そして一昨年9月の約30800円を目指す動きが期待されます。その一方、NYダウは下落を続けているなど、非常に難解な動きとなっています。
個人的には、このように日本株が上昇してアメリカ株が下落するという状況では、全力で勝負するのにはリスクがあると思っており、そう思いながらも日本株の上昇にはついていくべきと思っていますので、ポジションを膨らませないように注意しつつ、持ち株は上昇トレンドが継続する限り保有して、しっかり利益を伸ばすようにしていきたいと考えています。
また、日経平均株価が上がっても個別株は全面高にならなそうなので、日経平均先物を買うのも一考です。
アメリカ株の下落が正しいのか、日本株の上昇が正しいのかは、後になって見ないと分かりませんので、保有株が下降トレンドになったら速やかに売却することは徹底したいと思います。
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