5月10日の日本株
5月10日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、その後も終日軟調な展開となり、日経平均株価の終値は前日比120円64銭安の29122円18銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1195に対し値下がり銘柄2741と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は277、年初来安値更新銘柄は16でした。
AD指数は27.6%となり、前日の29.2%から少し低下しました。保有株の一部を利食い売りするなどしたことによるもので、ポジション構成そのものに大きな変化はありません。
保有株売却のタイミングは割り切りも必要
個別銘柄をみると、三菱商事(8058)など高値更新となる銘柄も多かったものの、やや頭打ちとなるものが目立ちました。また、下降トレンドが継続しているものや下降トレンドに転じたものも散見され、引き続き強い銘柄に乗るのが基本と思います。
なお、強い銘柄に乗った場合、上昇スピードが速く、売却すべきか判断に迷う局面も出てきます。25日移動平均線割れを待つと利益が激減してしまうことになり、果たして今売った方が良いのか、という状況です。
しかし、私自身も色々試していますが、売ってよかったというケースと、売らずにもっと粘っていればよかったというケースの両方が生じます。つまり、「この方法なら100%に近い成功を収められる」というのが、保有株売却のタイミングについてはなかなかないというのが現実です。
したがって、ある程度の割り切りが必要と思います。私が良くやるのは、株価が急騰してそれなりの含み益となった場合、保有株の半分とか3分の1を売るという方法です。こうすれば、その後下がっても一部は売却できているので良かった、となるし、上がっても一部は持ち続けているので良かった、となります。
これを欲張って高値で売り抜けようとすると、上手くいかなかったとき利益が激減することになります。利益の最大化を狙うのではなく、そこそこの利益を確実にとる方が、長い目で見ればよい成果につながると思います。
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