4月5日の日本株

4月5日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、その後下げ幅を広げる展開となりました。日経平均株価の終値は前日比474円16銭安の27813円26銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。

値上がり銘柄511に対し値下がり銘柄3484と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は31、年初来安値更新銘柄は44でした。

ADA指数はマイナス7.5％となり、前日の39.9％から大きく低下し、マイナス圏となりました。保有株の多くが25日移動平均線を割り込むなどしたため売却するとともに、新規での空売りをある程度実行しました。ただ、ちょっと空売りに偏っている感はしています。

今回も28300円どころで頭打ちに

個別銘柄をみると、本日の下落により25日移動平均線を割り込んだ銘柄が非常に多く、日本株全体が大きく売られたという印象です。年初来安値更新銘柄も一気に増加してきました。

今回の高値は28287円42銭でしたが、結局今回も今までと同様、28000円を超えたところで頭打ちになりそうです。夜間の日経平均先物も下げが止まらず、アメリカ株に比べて明らかに弱い動きである点も気になります。

個人的には上より下方向に警戒していますので、ちょっと空売りが多すぎる感もありますが、ダメなら買い戻せばよいだけですので、売りが多めのポジションで少し様子をみようと思っています。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。