4月4日の日本株
4月4日の日本株は、寄り付き小安く始まった後はじり高の展開となり、日経平均株価の終値は前日比99円27銭高の28287円42銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は1%超の下落となりました。
値上がり銘柄1840に対し値下がり銘柄2072とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は159、年初来安値更新銘柄は8でした。
ADA指数は39.9%となり、前日の42.1%から低下しました。保有株に大きく値下がりするものがあり、それらを売却したことなどによるものです。
頭打ちとなりやすい水準ではあるが
個別銘柄をみると、成長株やハイテク株が弱く、それらを買いの中心としている私としてはかなりのダメージとなりました。東証からの、低PBR銘柄への改善要望などもあり、割安株の方が強い展開となっていますが、割安株の株価が何倍にも上昇するということはあまりなく、かつすでに安値からはかなり上昇していることもあり、個人的には今から割安株にシフトするのも遅いのではないかと感じています。
日経平均株価は28300円近辺まで上昇していますから、過去の動きからすると、横ばい相場が継続しているなら頭打ちから下落に転じやすい水準です。
そうなったら、下降トレンドに転じたもののほか、含み益のない保有株についても売却し、逆に現時点で弱い銘柄を空売りするなどして、下落にも対応できるポジションを構築しようと思っています。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。