3月22日の日本株
飛び石連休明けの3月22日の日本株は、アメリカ株の大幅反発の流れを受け、寄り付きから大きく上昇、その後も上値追いの展開となり、日経平均株価の終値は前営業日比520円94銭高の27466円61銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅高となりました。
値上がり銘柄3433に対し値下がり銘柄570と全面高の展開、昨年来高値更新銘柄は21、昨年来安値更新銘柄は7でした。
ADA指数はマイナス0.2%となり、前営業日のマイナス8.2%からマイナス幅が縮小しました。株価急反発に伴い、空売り銘柄の買戻しや新規買いを行ったことによるものです。引き続き、上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続しています。
中長期的な方向性は?
個別株をみると、Abalance(3856)など高値更新銘柄もわずかながらありますが、多くは下降トレンドに転じた状況での反発という形です。強い銘柄は一時的に移動平均線割れしても、マーケット環境が落ち着けばすぐ反発しますので、そのような銘柄は新規買いをしてみました。
さて、足元では金融不安問題がくすぶる中、アメリカでは0.25%の利上げとともに、今後の利上げも示唆する発言があり、アメリカ株は大きく下落しました。
利上げをすれば景気が悪くなって株価は下がりますし、かといって利上げを停止すれば、「利上げできないほどアメリカの金融不安問題は根深いのか」と投資家に思われ、株価は下がるということになり、結局中期的にはどちらに転んでも株価下落の方向になるのではないかと考えています。
ただ、リーマン・ショックの時もそうでしたが、一直線に下がるというよりは、下がって反発して、また下がって反発して・・・というのを繰り返しながら下落していきました。安値割れで空売りするとその後の反発で損切りを余儀なくされそうな気がしますので、戻り売りかつ、直近高値超えで損切り、という方がうまく行くのでは、と考えています。
個人的には、金融不安問題はこれだけでは終わらないと思っています。少なくとも株価が弱い下降トレンド銘柄には手を触れない方が無難でしょう。
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